コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【ささやきコーヒー】第85回文房具朝食会@名古屋スピンオフ企画『たてものとノートとコーヒーの話し』に参加して想う

年が明けて最初の土曜日。1月6日に文房具朝食会が開催されたので参加して来ました。私にとってのお年玉のようなものです。楽しんできました。

 

今回は何とスピンオフ企画です。スピンオフって・・・・・・

 

スッピンで集まるオフ会なのかと思いましたが、そうじゃないようです。

スピンオフとは派生的に生じるものやコトをさすそうです。勉強になります。

 

いつも文房具朝食会@名古屋に会場を提供してくださるNO DETAIL IS SMALLさん。そこのオーナーの矢田義典さんのお話です。

NO DETAIL IS SMALLさんは矢田さんの矢田建築設計事務所に併設されています。美味しいですスペシャルティコーヒーを飲んだり、オリジナルノートが作れる素適なカフェです。

 

この日頂いたランチボックス(?)です。イングリッシュマフィンに挟んであるハンバーグ絶品でした!

(写真はチーズに隠れて見えませんが)

『たてものとノートとコーヒーの話し』

 1月6日 企画
*新春放談・初笑い*
『たてものとノートとコーヒーの話し by「NO DETAIL IS SMALL/矢田建築設計事務所』with文房具朝食会@名古屋
<内容>
2018年、1年どう過ごす?のヒントになれば、、、。
一昨年、昨年と某大学で自分たちのデザインやモノづくりに対する考え方などを講義で話させてもらっています。恐縮ですが、その講義のリクエストがあった事と新年、文朝にて自分たちの思いなどもお伝えできる機会!と思いこのような場を頂きました。
内容は、設計した建物やノートづくり、コーヒーのことや普段は語らない内容をこっそりお話しします。初々しい学生に戻ってご講聴ください。☆最後に簡単なレポートを書いてもらいます。

第1部 10:00〜11:30ころ「たてものとノートとコーヒーの話し」
    定員 6名 @¥1,000(コーヒー、軽食付き)
第2部 12:00〜Free time お酒も冷蔵庫のものOKです。※第2部は、自由にしてください。貸切ですから。 宜しくお願いします。

 NO DETAIL IS SMALLさんのホームページはこちらです。

nodetailissmall.com

 

内容に関しては主宰者のイグチフミヒロ(id:fumihiro1192)さんの記事と弟子の森上(id:Pi-suke)くんの記事を御覧ください。

fumihiro1192.hatenablog.com

 

pi-suke.hatenadiary.jp

 

お話の途中でワークショップ的なものもありました。その中の一つが小さいノートのようなものを渡されました。1枚1枚全て紙の質が違うので普段使う筆記具で書いてみてどの紙の「書き心地」がいいかというものです。

 

紙に試筆する時は、キャップレス万年筆とファーバーカステルのエモーションペンシルで書きます。普段、筆記するときの8割くらいはこの2本で書いていると思います。

後から、このノートを入れる箱も紙で作りました。不器用な私は、かなり悪戦苦闘しました^^;

私が今回書いた紙で良かったのは迷いましたが中越パルプ工業さんの竹紙です。私はコシがあって滑り過ぎることなく程よく滑る紙が好きなのでこの条件に合いました。

www.chuetsu-pulp.co.jp

万年筆だけで試筆していたら日本製紙さんのモンテルキアを選んでいたと思うのですが、エモーションペンシルの書き心地は竹紙の方が良かったです。

 

私が一番いいなと思った竹紙について矢田さんが色々説明して下さりました。

 

この竹紙は製造するのにかなりコストがかかるらしいです。竹は紙の原料となるチップに加工しにくいらしいです。

 

だったら、なぜわざわざその竹を使って紙を作っているのか?

 

それは「竹害」を減らすためです。

そこでピーンと来ました。以前、農林水産省主催のアグリビジネス創出フェアという展示会に行ったときに富山県立大学が中心となって活動している「ささやきプロジェクト」で作っている「ささやきコーヒー」。

 

ささやきプロジェクトとは

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笹+焼き=ささやき。
 竹や笹を焼いた炭をパウダーにして、パンやそばなどの身近な食品に混ぜ合わせたささやきシリーズ。
 自然のささやきに耳をすませたい、この商品のならぶ食卓に語らいがあってほしい、という思いも込めて「ささやき」と名づけました。
 竹の名産地として知られる富山県射水市黒河の竹林から採れた竹を、一本ずつ山の炭焼き小屋で窯焼きに。
 竹林の荒廃が全国で問題になっていますが、こうして国産の竹を利用した商品が流通することで、昔ながらの竹のある里山の風景がまもられます。

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sasa-yaki.jp

その「ささやきプロジェクト」によって生まれた商品に「ささやきコーヒー」があります。

 

ささやきコーヒー

「ささやきコーヒー」は、地元の大学でコーヒーの持つ効能などについて研究している学生と、竹林保全活動を行う住民団体との協力によって2013年秋にうまれ、商品化された竹炭コーヒーです。

名前の由来は、「ササ焼き」と「ささやき」で、二番目の「ささやき」には、おしゃべりしながらコーヒーを楽しんでもらいたいという思いが込められています。

ささやきコーヒーには、カップ一杯につき、パウダー状の竹炭が2グラム含まれているそうです。

有害物質や毒素を吸収してくれる竹炭を入れることで、生活習慣病の予防にもなり、また、カフェインの量も普通のコーヒーより少ないため、とても健康によいコーヒーだといえます。

その後、北陸ポートサービスの協力がきっかけとなり、このささやきコーヒーは商品化され、13年10月からセブンラックカフェでの提供が開始。翌年10月にはドリップコーヒーも開発されました。

ささやきコーヒーの商品化について加治社長は、地域の課題である竹林保全活動の継続を促すという目標を掲げています。また、日本の竹炭を世界に売り出すチャンスとしてもささやきコーヒーを支援していく意欲を見せています。

商品の売り上げの一部は、竹林保全活動に利用されるということです。住民団体からは、商品化により竹林整備への注目が集まっていることを喜ぶ声も上がっています。

coffeefanz.com

アグリビジネス創出フェアの時、試飲させて頂いたのですが少し苦みが強めだったような記憶をしていますが普通に飲むことができました。

 

コーヒー10gに竹炭を2g入れてあるそうです。デトックス効果が期待出来るようなことを仰られていたと思います。

 

コーヒーとノート(紙)が「竹」をキーワードに繋がるって面白いですよね。

 

 私は女性からの耳元への「ささやき」大歓迎です(笑)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。