コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【今日は何の日?】KMV カフェ・カルチャー赤を飲んでみたかった~

今日、12月4日は何の日でしょうか?

 

 

私の誕生日です^^

そんなこと、皆さんが知っているわけないですね^^;今日で45歳になりました。

毎年ですが、妻からも子供たちからも祝ってもらうことはありません。

 

ちょうど1年前に我が家にやってきたトイプードルの「ラテ」は、半年ごとにお祝いでケーキを買ってもらっているのに・・・

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ラテは可愛いので、私も祝ってあげたいのでいいのですが。

 

さて、今年の誕生日には誕生日らしくしたいなと以前より考えていました。

知人からコーヒーの味・風味のするワインがあると聞いたのでそれを誕生日に飲んでみたかったです。

 

ネットで探すといくつか出てくるのですが、現在も販売されているものは多くありません。私が買ったのは南アフリカ産の「KMV カフェ・カルチャー」の赤です。

 


 

 

KMVとは

アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカは、国土の広さが日本の約3.5倍。国土の北東部には見渡す限りのサバンナが広がる野生の王国、南西部には大西洋に面したケープタウンからクラインカルーまで続く800キロもの広い範囲でブドウ栽培地域が広がり、その広さは10万haにも及びます。

 南アフリカのブドウ栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。ブドウ栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。
素晴らしい景観も南アフリカのブドウ畑の魅力のひとつです。

 かつて航海者フランシス・ドレイクがケープ半島について航海日誌に「我々は世界中の岬を見たが、この岬は最も荘厳で美しい岬だ」と記されているほど。有名なコンスタンシア渓谷、歴史の薫るステレンボシュなどの街、雄大にそびえ立つパール・マウンテンなど景観とひとつになったブドウ畑とワイナリーは、ワインルートと呼ばれる観光ルートが整備され、海外からの観光客をひきつけてやみません。

 800kmにも及ぶ地域でブドウが栽培されているだけに、地域・地区ごとに個性あるワインが生まれている南アフリカ。デイリーに楽しめる気軽なワインやスパークリング・ワイン。世界中で人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどをはじめとした高級品種から造られるヴァラエタル・ワイン。醸造家がその威信にかけて造りあげるプレミアム・ワインと様々なスタイルでワインが造られています。

 また、ワイン造りにおいても大きな特徴があります。350年前にフランスから持ち込まれたブドウの苗木と伝統的な醸造技術は今も南アフリカワインの礎として脈々と受け継がれている一方で、南アフリカで生まれたブドウ品種ピノタージュや最先端の設備を整えたワイナリーが数多く存在しています。伝統的なワイン造りと新しい技術をうまく融合させた南アフリカのワインは大変注目されています。

 お手ごろな価格も、南アフリカのワインの魅力と言えますが、ただそれだけではありません。高品質でコストパフォーマンスの高いワインは著名なワイン・コンクールでも数々の賞を受賞し、その力量を世界に知らしめています。いまや価格だけでは選ばれなくなったワイン市場の中で、確実に売上を伸ばしている理由がここにあります。

 南アフリカでは、1659年2月2日、オランダ人が移住してきてから7年後に初めてワインが造られました。

 ブドウの苗木はフランス西部から持ち込まれたといわれています。1685年には統治者であったサイモン・ファン・ダー・ステルが現在のケープタウンの近くであるコンスタンシアに最初のエステートを築きました。その3年後には200名ものワイン造りに熟達したフランス・ユグノー教徒の移住があり、一気にワイン産業は発展します。ところが、1800年代はうどん粉病やフィロキセラの流行で、ぶどう園は大きなダメージを受けます。やがて復活した南アフリカのワイン産業は、グローバル化の中でより洗練され、今日の形態に近いものとなっていきました。

 そうした流れの中で、1981年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。これは一部のエリアで過剰生産となってしまったブドウの生産をコントロールする目的でスタートしました。

 1925年には南アフリカ産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援の下、長年研究を行ってきたペロード教授がピノノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南ア独自のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アではなくてはならない品種となっています。また、1957年には初めて冷却濾過が採用され、その後のセミスィートワインや60年代の赤ワインブームへと繋がります。

 1973年には、原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。

 このような流れの中で、KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大の輸出者として業界のスポークスマンであり、指導者であり、そして生産やマーケティングの先駆者の役割を担っており、現在でも4500の農家が加盟しています。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしていますが、昨今は販売会社を設立し、KWVワインの普及に成功しています。

 主な輸出先はイギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本などを含めた30ヶ国以上にのぼります。一般的にブドウ品種の個性を良く表したワインが多く、安定した品質のお求めやすい価格の商品が中心となっています。又、プレミアムレンジのカセドラルセラーは同社のフラッグシップとなるワインで、その品質の高さから、世界中のコンテストで多くの賞に輝き、KWVの技術を世界に知らしめるワインとなっています。さらにラボリーと呼ばれるエステートを所有し、1996年から設備を新しくして大幅な品質の向上を図っており、今後が楽しみとなっています。

 南アフリカ共和国南西海岸沿いのコースタル・リジョンと呼ばれる地域は、南緯34度の温暖な地中海性気候に位置し、ブドウの生育に適した豊かな陽射しと土壌に恵まれています。KWVはその恩恵を最大限に受け、質の高いケープワインを造り続けています。

 

KMV カフェ・カルチャー赤

 特殊製法による華やかなコーヒーの香りと味わいがします。香料などは一切使用しておりません。ピノタージュ由来のブラックベリーやカシスのアロマと共に、モカやカカオの芳しい香りが感じられます。ピノタージュ100%。

 私は赤ワインは年に片手ほどしか飲まないです。

 

まず、開栓して香りを嗅いだのですが赤ワインらしい香りでコーヒーの香りは全然感じないです。

 

そして口に含んでみます。

口に入った瞬間、やっぱり赤ワインですが少しすると普通の赤ワインでは感じない風味を感じます。「コーヒー」と思って飲むと確かにコーヒーっぽい風味を感じます。

 

ただ、そういった予備情報なしで飲んでいたらわからないかなという印象です。

 

コーヒーの風味だと思って飲むとそれらしくは感じるので、集中してその風味を楽しんでみました。素性がよく華やかなアラビカっぽい風味を感じます。

 

特殊製法で作ったとのことですが、どんな風に作ったか気になります。

このボトルを飲みきるのに、どれくらいかかるか^^;

 

お正月くらいには、飲みきりたいです。

 

千円ちょっとで、すごく満足度の高い誕生日になりました。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。