コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【モミの木の甘露蜜(オーストリア産)×グアテマラSHB】予想外にコーヒーに合います

はちみつフェスタで購入した、はちみつの紹介です。オーストリアのワインなどを多く扱われているAWAさんの商品です。

AWA-INC | Austria World Association Inc.

 

甘露蜜ということで、結構クセが強いかなと思いましたがその通りでした(笑)

クセが強いと言うとネガティブに捉えられてしまう方が多いので「個性が強い」と言ったほうがいいですね!

 

甘露蜜はヨーロッパでは人気がありますが、日本ではあまり馴染みがない方も多いのでは?そもそも甘露蜜って何なのでしょう。

 

甘露蜜とは

 甘露蜜は主にモミの木などの針葉樹の汁液を昆虫が集め、その昆虫が出した露のような甘い物質を西洋ミツバチが集めて作りだしたはちみつのこと。分かりやすく言うと、ミツバチ以外の昆虫が針葉樹の蜜を集め排泄した物が蜜源となったはちみつです。

 つまり、他の昆虫が集めた樹液を排出したものを西洋ミツバチが集めたものです。それだけ聞くと、あまり食べたくないなと思われる方も多いのではないかと思いますが甘露蜜を侮らないでくださいね!

 

甘露蜜の特徴

 この甘露蜜はお花の蜜と違いブドウ糖、果糖の比率が低く100g中に45gほどしかありません。その分オリゴ糖が多く、ミネラル分、ポロフェノール類も豊富で腸内環境を整え、貧血改善にも効果的です。

 腸内環境を整え、貧血改善にもいいって女性には嬉しいですね。

 

そして、このAWAさんの「モミの木のはちみつ(甘露蜜)」はオーガニック商品です。

詳しくは、コチラを御覧ください。

あの映画の舞台オーストリアの大自然がはぐくんだ癒しのはちみつ《モミの木はちみつ》 - ippin(イッピン)

 

では、グアテマラSHBの中深煎りのコーヒーと合わせてみます。

 

【モミの木の甘露蜜(オーストリア産)×グアテマラSHB】

 

甘露蜜は、花蜜に比べ果糖の比率が少ないので結晶しやすいのかなと思います。

ビンのフタを開けて香りを嗅ぐと正露丸が酸っぱくなったような独特な匂いです。匂いだけだと、あまり食べたくないです(笑)

まずは、いつものようにコーヒーを飲んでみます。やや深く焙煎してあるのでグアテマラの割に酸味が控えめでチョコレートやカカオらしさを感じます。

 

そして、もみの木の甘露蜜を食べてみます。香りからは、想像出来ないフルーティさです。オレンジっぽい風味を感じます。とても甘露蜜とは思えないフルーティさです。花蜜には、なかなかない風味ですが本当に美味しいです。

 

そして、再びコーヒーを飲んでみます。

 

コーヒーの苦味が和らぎ、甘酸っぱさがしっかり引き立てられています。

めっちゃ、美味しいです。

 

この、モミの木の甘露蜜ですがケニア、エチオピア、タンザニアあたりのアフリカの豆と合わせると、フルーティさが強烈に引き立てられそうな雰囲気を感じます。

 

個人的にはケニアAAをやや深めに焙煎したものと合わせてみたくなりました!

 

けど、深めに焙煎したグアテマラにもよく合います。

この、モミの木の甘露蜜を販売しているところが少ないのが難点ですね。

 

見つけたら、ある程度まとめ買いしたいです。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。