コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【はちみつミルクドーナツ×高千穂牧場 カフェ・オレ】なんかホッとします

「はちみつミルクドーナツ」いい響きですね!”甘っ”て感じがひしひし伝わりますね。このドーナツはローソンの商品です。

 

例によって高千穂牧場のカフェ・オレと一緒にいただきます。

 

ローソン はちみつミルクドーナツ

 

はちみつミルクドーナツ

牛乳と練乳・はちみつを加えて、ふんわり、しっとり仕上げた、やさしいミルク味のドーナツです。

ローソン標準価格108円(税込)カロリー484kcal

www.lawson.co.jp

 「はちみつ」の文字に惹かれて買いましたが・・・

原材料表記を見ると、はちみつの使用量は少ないですね。食べると、柔らかくそれなりに美味しいです。

 

「はちみつミルクドーナツ」を食べて高千穂牧場のカフェ・オレを飲むと、予想していましたが、先日のハーゲンダッツの安納いもを食べた時と同じような感じで甘さをほとんど感じなくなります。

 

ただ、コーヒー感は安納いもの時よりしっかり感じます。

 

子供の時、プリンが好きでしたが一番好きだったのはプッチンプリンでした。あの、安っぽい味が子供の時は好きでした。今は、さすがにプッチンプリンよりきちんとした洋菓子店のプリンの方が好きです。

 

ただ、たまに安っぽいものが欲しくなります。

 

このドーナツも、そんな感じがします。

 

正月に、こたつに入って家族みんなでコーヒーを飲みながらローソンの「はちみつミルクドーナツ」を食べる。ほのぼのとしていいですね~♪

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

【カフェポタに欲しい!】「STARESSO(スタレッソ)」、アウトドアで使ったらオシャレでしょうね

「カフェポタ」 自転車でのんびり景色のいいところに行って、自然の中でお気に入りのコーヒーを抽出して飲む。何度かカフェポタについてブログUPしていますが、カフェポタにもってこいの器具が発売されました。

 

「STARESSO(スタレッソ)」です。お湯とコーヒーがあればエスプレッソが作れちゃうそうです。しかも、牛乳があればフォームドミルクも作れるそうなのでカプチーノを作ることも可能ですね。気になります!

 

STARESSO(スタレッソ)

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エスプレッソはお湯に圧力をかけて短時間で抽出することで、雑味のない深くて濃い味わいが楽しめるコーヒー。
アウトドアでエスプレッソを楽しむには、ビアレッティ社のモカ・エクスプレスなど直火式のエスプレッソメーカーがメジャー。

中には、火も電気も使わず、どこでも手軽にエスプレッソを楽しめる手動のエスプレッソメーカーもあるが、圧力をかけるために何十回もポンピングが必要なものもあった。

 

スタレッソは手動ながらも独自の手動水圧システムによってフタを押すだけで15~20気圧で本格的なエスプレッソを抽出できる(一般的にエスプレッソの抽出は9~10気圧)。

 

イタリア人のように砂糖をたくさん入れて飲むもよし。温めたミルクを入れてカフェラテに、また、本体からピストンを取り外して牛乳の泡立てに使うこともできるので、フォームドミルクを作ってカプチーノに。エスプレッソをバニラアイスにかけてアフォガートにしてもオシャレだ。

パーツは金属フィルターや金属プレートなど洗いやすい素材を使用しているため、手入れも楽。コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴で、ドイツレッドドット・デザイン賞も受賞しているという。

web.goout.jp

 

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フタを押すだけで15~20気圧かけられるなんて凄いですね。そして、ポンプを押すだけだから電気もいらない。

 

アウトドアだけでなく、普通に家で使ってもいいんじゃないでしょうか。

 

これ、カフェポタに欲しいですがまずは普通にカフェポタ出来る王道のものを買ったところで金欠なので買えません^^;)

 

実際、買ってもドリップコーヒー好きな私はあまり使わないような気もするので。

 

身近な人が買ってくれるのが一番いいです。

 


 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

【ペアリングの提案をするパン屋】ベーカリーファクトリー 吹田柴金山店

先日、大阪に行った時に「ウォッシュカフェ ニノーバル」に行きました。それをブログにUPしたのがコチラです。

 

akatra164.hatenablog.jp

 このニノーバルを出ようかと思ったら道路を挟んだ真ん前にパン屋さんがありました。店の造りも立派でお客さんの出入りも多いので気になり立ち寄ってみました。

 

それが「ベーカリーファクトリー 吹田柴金山店」です。

 

Bakery Factory 吹田紫金山

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住所:〒564-0001 大阪府吹田市岸部北4-14-20
電話番号:06-6380-8041
営業時間:8:00~19:00
駐車場収容台数:30台
席数:58席

www.duskin.co.jp

 

こちらの店舗、2013年の11月にオープンしたそうです。そして運営しているのは「ダスキン」だそうです。ダスキンがベーカリーの運営をしていたの知りませんでした。

 

ダスキンは色んなことにチャレンジしますね。

厨房はオープンキッチンでパンの成型、焼成までを行う手作り感が伝わる店作りが女性には特に支持されるだろうことが伝わってくる。

さらに物販コーナーでは、コーヒー豆、紅茶(茶葉)、そしてオリーブオイルや素材にこだわったジュース類も。

最も興味深かったのは、会計を行うレジが、トレイ上の複数のパンの値段と種類をカメラで一括識別するシステムのベーカリースキャンを採用していた点。バーコードを読み取る必要がないため、お客様は短時間で買い物を終えられる仕組みになっていた点だった。

www.franja.co.jp

 

店内に入ってみると・・・

 ペッパーが出迎えてくれます。子供は喜ぶでしょうね。

店内、左奥にはイートインのカフェスペースもありましたが残念ながら、この後予定があったため利用出来なかったです。

 

パン以外の物販コーナーも充実しています。

はちみつ関連のものもあります。

 

 

「パン詰め放題」って、なんて素敵な響きでしょうか。

 

そして、このベーカリーファクトリーをなぜブログにUPしたかというとパンに合う美味しいコーヒーを販売していました。

 

「菓子パン」「テーブルロール」「惣菜パン」「デニッシュ、パイ」にそれぞれ合うコーヒーとして販売されています。

大型のパン屋さんで、こういったコーヒーの販売の仕方が増えると嬉しいですね。

「惣菜パン」のコーヒーのポジショニング・・・個人的にはもう少しストロング寄りの方がいいのではと思います。ただ、実際飲んでいないのでわかりませんが。

 

パンに限らず、コーヒーとのペアリングを提案してくれるのはコーヒー好きな私にとって見ていて楽しいです。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

【ハーゲンダッツ 安納いも×高千穂牧場カフェ・オレ】出張中のプチ贅沢

富山に出張中、美味しい魚を食べしっかり飲みました。ブリ、白えび、ホタルイカなどなど。香箱カニも食べました。

 

しっかり酔っ払い、ホテルに戻る前に食後のデザートを探しに行きました。

今回、買ったはハーゲンダッツの安納いもと高千穂牧場のカフェ・オレです。この日は雪が降りクソ寒かったでのでアイスクリームを買おうとは思っていませんでしたが「期間限定」と「安納いも」の文字にノックアウトされました^^;)

 

ハーゲンダッツ 安納いも

ハーゲンダッツ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区、社長:馬瀬紀夫)は、ハーゲンダッツ ミニカップ『安納いも』を10月3日(火)より期間限定にて全国で新発売します。

ミニカップ『安納いも』
「安納芋」そのものを食べているような濃厚で甘みの強い安納芋アイスクリームに、安納芋の粗粒入りソースを入れました。蜜のように甘くねっとりとしたソースをアイスクリームの真ん中にためることで、食べ進めるにつれ食感の変化が楽しめます。安納芋のおいしさを凝縮した"秋を感じる味わい"のアイスクリームです。

www.haagen-dazs.co.jp

10月3日からの期間限定なので、そろそろ店頭から無くなりそうですね。

 

食べてみると、安納芋の味や風味がしっかりとあり、甘さ加減も程々で優しい味わいです。中からペースト状になった安納芋が出て来ます。

 

出張中なので、出来なかったですがこれにミャンマー産のごまはちみつをかけると絶対合うだろうなと思いました。

 

akatra164.hatenablog.jp

 

 

高千穂牧場 カフェ・オレ

高千穂牧場のカフェ・オレは、出張中に今回と同じように飲んだ後コンビニで見つけるとよく買います。コーヒー感は少し弱いです。このカフェ・オレの甘さが飲んだあとの体に染み渡るような感じで好きです。

 

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75%も使用している牛乳と、コーヒーがマッチした甘さひかえめでミルクリッチなカフェオレです。香料、着色料等の添加物を一切加えず素材本来のおいしさを活かしています。

www.dairy-milk.co.jp

 

【ハーゲンダッツ 安納いも×高千穂牧場カフェ・オレ】

高千穂牧場のカフェ・オレを飲んでハーゲンダッツの安納いもアイスを食べると特に変わった感じはしません。

 

安納いもアイスを食べて、カフェ・オレを飲むと甘さとコーヒー感がかなり弱まって感じます。少し甘みがついた牛乳を飲んでいる感じです。

 

安納いもアイスには中深煎りから深煎りのブラックコーヒーが合うかなと思います。

 

ただ、この時私は結構酔っ払っていたので・・・

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

【試作品完成】噛むコーヒー、商品化出来るかな?

1ヶ月ちょっと前に「噛むコーヒー」というのをブログで紹介しました。簡単に言えばコーヒーのグミのようなものです。 

「Go CUBES」は、グミのように噛んで食べるコーヒー。1個あたり50ミリグラムのカフェインを含んでおり、2個食べればカップ1杯のコーヒーとほぼ同じ量のカフェインを摂取できるという。 カップ一杯のコーヒーにどれだけのカフェインが含まれているのか、多くの人は知らずに飲んでいる。このため、期待した効果を得られなかったり、摂取し過ぎたりといったことが発生しがちだ。だが、「Go CUBES」であれば、1日のカフェイン摂取量をコントロール可能だ。ビタミンB6やB12、テアニンなども含まれており、カフェインの効果を向上させている。

【噛むコーヒー!?】グミのように噛んで食べるコーヒー - コーヒーとはちみつと私

 

 知り合いのお菓子屋さんに、こんなのがアメリカにはあるらしいよと話をしました。

 

そうしたら「試作作ってみました」と、その試作品を持ってきてくれました。

しかも、小さいのと大きいのと2種類あります。

 

この大きい方は、本家アメリカの商品と同様に機能性を高めたものに仕上げたそうです。ビタミンなど少し添加してあるそうです。

 

まず、小さい方をいただいてみました。

しっかりコーヒーの風味と味がします。食感は一般的なグミより少し柔らかいかなと思います。

 

続いて大きい方を頂きます。

小さい方に比べ、コーヒー感が少しだけ弱いような感じがしますが美味しいです。味の比較をすると、この大きい方が美味しいです。

 

小さい方は風味がロブスタ(カネフォラ)っぽいです。インスタントコーヒーのような風味です。

 

一方、大きい方はアラビカっぽい風味です。コーヒー感の強さだけなら小さいほうがいいですが、その質は大きい方がいいです。

 

これを商品化するかは?ですが、もし商品化することがあれば、またブログにUPします。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

【ウォッシュカフェ!?】ニノーバルで”夢みるパンケーキ”を食べました

「ウォッシュカフェ」ご存知ですか?

 

最近、少しずつ増えているようです。

お店にDAIGOさんがいるわけでは、ありません。

「それは”ウィッシュ”や」と、ツッコんでくれた方ありがとうございます。

 

「ウォッシュ」・・・洗濯のことです。簡単に言えばコインランドリーを併設しているカフェです。

 

ウォッシュカフェ ニノーバル

ninOval wash cafe®は、お洗濯をスタイリッシュに変えるカフェ&コインランドリーです。
お洗濯を「しなければならないもの」から「したくなるもの」へ。
そんな想いから生まれたニノーバル・ウォッシュ・カフェは、ノムラクリーニング発のまったく新しいお店。
コインランドリーでの洗濯が終わるまで、「夢みるパンケーキ®」を楽しむお客様が集う場です。

「しなければならないもの」から「したくなるもの」へ。こういいう発想、大好きです!

 

私が行ったお店はこちらです。

ニノーバルウォッシュカフェ 吹田紫金山店

所在地: 〒564-0001 大阪府吹田市 岸部北4丁目15−2
時間:  10時00分~18時00分
電話: 06-6380-9666

 

 

コインランドリーですが、水族館をモチーフにした感じですね。従来のコインランドリーとは全然雰囲気が異なります。

 

カフェの方はサンタクロースのイラストが描かれています。

 

杉養蜂園さんの、はちみつを使用されています。

 

グッズコーナー。

 

レジで注文すると、こちらの丸いものを渡されます。商品が出来上がったらこれが振動するそうです。なんかオシャレですね。夢みるパンケーキとホットコーヒーを注文しましたが、パンケーキは約20分かかるとのことです。

 

洗濯が終わるのを待っている人なら気にならない時間だと思います。

 

ホットコーヒーは、可もなく不可もなくといったところでしょうか。

 

そして、夢みるパンケーキがようやく出来ました。

待っている間に店内を漂う甘い香りに、そろそろ我慢できなくなりそうでした。

このビジュアル、たまりませんね!

 

食べてみると、フワフワしっとり程よい甘さ加減。待った甲斐がありました。玉子焼きとプリンのあいの子を食べているような感じです。

 

コーヒーが先に出てきて飲んでいました。先程、コーヒーは可もなく不可もなくと書きましたがニノーバルの看板メニューであるこの「夢みるパンケーキ」を食べて飲むと、パンケーキの味の濃厚さっとコーヒーの味の濃厚さが同じよう強さ加減でバランスよく感じます。

 

もう少し、ボディ感が強いコーヒーでも合いそうですがこれはこれでいいなと思いました。

 

私自身は最近、コインランドリーを使うことはほぼないです。子供が小さい頃梅雨時など利用することはありました。そんな時に、こんなカフェを併設したコインランドリーがあったら良かったのになと思います。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

 

【今日は何の日?】KMV カフェ・カルチャー赤を飲んでみたかった~

今日、12月4日は何の日でしょうか?

 

 

私の誕生日です^^

そんなこと、皆さんが知っているわけないですね^^;今日で45歳になりました。

毎年ですが、妻からも子供たちからも祝ってもらうことはありません。

 

ちょうど1年前に我が家にやってきたトイプードルの「ラテ」は、半年ごとにお祝いでケーキを買ってもらっているのに・・・

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ラテは可愛いので、私も祝ってあげたいのでいいのですが。

 

さて、今年の誕生日には誕生日らしくしたいなと以前より考えていました。

知人からコーヒーの味・風味のするワインがあると聞いたのでそれを誕生日に飲んでみたかったです。

 

ネットで探すといくつか出てくるのですが、現在も販売されているものは多くありません。私が買ったのは南アフリカ産の「KMV カフェ・カルチャー」の赤です。

 


 

 

KMVとは

アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカは、国土の広さが日本の約3.5倍。国土の北東部には見渡す限りのサバンナが広がる野生の王国、南西部には大西洋に面したケープタウンからクラインカルーまで続く800キロもの広い範囲でブドウ栽培地域が広がり、その広さは10万haにも及びます。

 南アフリカのブドウ栽培地域は南緯34度を中心に位置しています。これはチリ、アルゼンチン、オーストラリアなどのワイン産地と同緯度。穏やかな地中海性気候、豊富な日照時間、降水量500~800mm、海からの冷たいそよ風。ブドウ栽培に適したすべてがここにあるといわれるほどです。さらに地域ごとに微小気候(マイクロ・クライメット)とヴァラエティーに富んだ土壌(テロワール)が存在するため、それぞれの地区で個性豊かな南アフリカのワインが生み出されています。
素晴らしい景観も南アフリカのブドウ畑の魅力のひとつです。

 かつて航海者フランシス・ドレイクがケープ半島について航海日誌に「我々は世界中の岬を見たが、この岬は最も荘厳で美しい岬だ」と記されているほど。有名なコンスタンシア渓谷、歴史の薫るステレンボシュなどの街、雄大にそびえ立つパール・マウンテンなど景観とひとつになったブドウ畑とワイナリーは、ワインルートと呼ばれる観光ルートが整備され、海外からの観光客をひきつけてやみません。

 800kmにも及ぶ地域でブドウが栽培されているだけに、地域・地区ごとに個性あるワインが生まれている南アフリカ。デイリーに楽しめる気軽なワインやスパークリング・ワイン。世界中で人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどをはじめとした高級品種から造られるヴァラエタル・ワイン。醸造家がその威信にかけて造りあげるプレミアム・ワインと様々なスタイルでワインが造られています。

 また、ワイン造りにおいても大きな特徴があります。350年前にフランスから持ち込まれたブドウの苗木と伝統的な醸造技術は今も南アフリカワインの礎として脈々と受け継がれている一方で、南アフリカで生まれたブドウ品種ピノタージュや最先端の設備を整えたワイナリーが数多く存在しています。伝統的なワイン造りと新しい技術をうまく融合させた南アフリカのワインは大変注目されています。

 お手ごろな価格も、南アフリカのワインの魅力と言えますが、ただそれだけではありません。高品質でコストパフォーマンスの高いワインは著名なワイン・コンクールでも数々の賞を受賞し、その力量を世界に知らしめています。いまや価格だけでは選ばれなくなったワイン市場の中で、確実に売上を伸ばしている理由がここにあります。

 南アフリカでは、1659年2月2日、オランダ人が移住してきてから7年後に初めてワインが造られました。

 ブドウの苗木はフランス西部から持ち込まれたといわれています。1685年には統治者であったサイモン・ファン・ダー・ステルが現在のケープタウンの近くであるコンスタンシアに最初のエステートを築きました。その3年後には200名ものワイン造りに熟達したフランス・ユグノー教徒の移住があり、一気にワイン産業は発展します。ところが、1800年代はうどん粉病やフィロキセラの流行で、ぶどう園は大きなダメージを受けます。やがて復活した南アフリカのワイン産業は、グローバル化の中でより洗練され、今日の形態に近いものとなっていきました。

 そうした流れの中で、1981年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。これは一部のエリアで過剰生産となってしまったブドウの生産をコントロールする目的でスタートしました。

 1925年には南アフリカ産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援の下、長年研究を行ってきたペロード教授がピノノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南ア独自のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アではなくてはならない品種となっています。また、1957年には初めて冷却濾過が採用され、その後のセミスィートワインや60年代の赤ワインブームへと繋がります。

 1973年には、原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。

 このような流れの中で、KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大の輸出者として業界のスポークスマンであり、指導者であり、そして生産やマーケティングの先駆者の役割を担っており、現在でも4500の農家が加盟しています。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしていますが、昨今は販売会社を設立し、KWVワインの普及に成功しています。

 主な輸出先はイギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本などを含めた30ヶ国以上にのぼります。一般的にブドウ品種の個性を良く表したワインが多く、安定した品質のお求めやすい価格の商品が中心となっています。又、プレミアムレンジのカセドラルセラーは同社のフラッグシップとなるワインで、その品質の高さから、世界中のコンテストで多くの賞に輝き、KWVの技術を世界に知らしめるワインとなっています。さらにラボリーと呼ばれるエステートを所有し、1996年から設備を新しくして大幅な品質の向上を図っており、今後が楽しみとなっています。

 南アフリカ共和国南西海岸沿いのコースタル・リジョンと呼ばれる地域は、南緯34度の温暖な地中海性気候に位置し、ブドウの生育に適した豊かな陽射しと土壌に恵まれています。KWVはその恩恵を最大限に受け、質の高いケープワインを造り続けています。

 

KMV カフェ・カルチャー赤

 特殊製法による華やかなコーヒーの香りと味わいがします。香料などは一切使用しておりません。ピノタージュ由来のブラックベリーやカシスのアロマと共に、モカやカカオの芳しい香りが感じられます。ピノタージュ100%。

 私は赤ワインは年に片手ほどしか飲まないです。

 

まず、開栓して香りを嗅いだのですが赤ワインらしい香りでコーヒーの香りは全然感じないです。

 

そして口に含んでみます。

口に入った瞬間、やっぱり赤ワインですが少しすると普通の赤ワインでは感じない風味を感じます。「コーヒー」と思って飲むと確かにコーヒーっぽい風味を感じます。

 

ただ、そういった予備情報なしで飲んでいたらわからないかなという印象です。

 

コーヒーの風味だと思って飲むとそれらしくは感じるので、集中してその風味を楽しんでみました。素性がよく華やかなアラビカっぽい風味を感じます。

 

特殊製法で作ったとのことですが、どんな風に作ったか気になります。

このボトルを飲みきるのに、どれくらいかかるか^^;

 

お正月くらいには、飲みきりたいです。

 

千円ちょっとで、すごく満足度の高い誕生日になりました。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。